「アナン、」2006年04月27日

「アナン、」(飯田譲治・梓河人著 講談社文庫)が2006年2月15日に出版されました。
衝撃的な出会い。モザイクを初めて1年程、作ることに夢中になっているその時に出会った。出版社からの依頼で表紙の青い龍を作り、それ以来、物語は私の中で生き生きとして今にも飛び出しそう!
私の夢そのものになっている。物語に出て来る「銭湯」を現実に作ること。
夢はひとつじゃないんだけど、今のところ一番大きな夢かもしれない。

今回、文庫化にあたって、有り難いことに昨年末リニューアルした龍を使ってもらえた。ずっとダークな額の中で、暗い色の背景に塗った板に張り付けられていた青い龍。それを、ごめんね〜こんなところに閉じ込めてしまって・・・と詫びながら作り足した。
改めて羽ばたいて欲しい!

1999年に角川書店から出版されたのは「アナン」
今回は、講談社から「アナン、」
中身も少し改訂されている。
「アナン、○○○・・・」読んでみると、登場人物の呼びかけたいことを感じることが出来る。
読んだみんなはここに何が入るんだろう?
私は読んでしばらくの間、アナンだけでなく、「流って・・・」「電波青年って・・・」と、登場人物のことが頭から離れなくてしょうがなかった。すぐ近くにいるような気がしてしょうがなかった。
悲しみを抱きしめてくれるかの様なこの物語、ぜひ沢山の人に読んで欲しい!!

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