タイルアートの旅 ― 2011年03月09日
岡本太郎記念館とカルタゴ展モザイク ― 2009年10月26日
岡本太郎の「太陽の塔」、とても好きです。
3才の頃、大阪の万博に行った時、太陽の塔が、パァーっと視界に現れた瞬間、
とても嬉しくなって「たいようのとうーーーー!!!」と、叫んだ自分の声が 今でも頭の中でこだましています。
小・中・高校生・短大生・・・ 隣接する遊園地に行ったり、遠足なども有ったりして、何度も行った万博跡地。
いつもいつも当たり前の様にそこにあって、かなり親近感がありました。
タイル・モザイクの仕事をする様になって、
赤い部分と、後ろの緑は、青山にショールームのあるBisazza社のガラスモザイクだと知りました。
なぜこんなに親しみを感じるんだろう?ということが、
今日本を買って読んでみて少しわかりました。
現在・過去・未来・・・DNA・・・
普遍的なエネルギーを、太陽の塔を通して降り注いだ岡本太郎先生の意図に まんまとはまってしまったのかもしれないですね!
この真ん中の絵は、1956年に描かれた「青春」。
そして隣の写真は知人のミスズアートスタジオの代表、曽根さんのモザイク工房で見つかった写真。かなり以前に曽根さんに見せてもらっていて、びっくりした覚えがあります。「青春」の原画を元にタイルでモザイク画が作られました。でも、建物の老朽化で現存せず。残念・・・
ちなみに、記念館のチケットは曽根さんに頂きました。曽根さん、ありがとうございます!
今日は前回行けなかったテレビ朝日にも行って来ました。
カルタゴ展の一環として、ここに約5m×5mの床モザイク「地中海の島々と都市」 が展示してあるからです!
地中海の島々を現したモザイク。色が鮮やかで、構図も面白いー!
特に「赤」の鮮やかさには目を見張るものがありました。緑もすごくきれい。
作られたのは紀元3~4世紀頃です。
日本全国の巡回展で、次回は10月31日より岡山が展示会場となります。
http://www.karutago-roma.jp/
※上記「地中海の島々と都市」 も巡回するかどうかは記載してありませんでした。
古代カルタゴとローマ展 ― 2009年10月08日
「古代カルタゴとローマ展」に行って来ました。
モザイク会議の大先輩が、何かとこの展覧会には関わっていることもあり、とても興味深い展覧会。
6月頃、先行してチュニジアの大学教授の講話があり、東京芸大に行って来ました。多くのモザイク遺跡のスライドを見て来ました。
カルタゴとは、チュニジア共和国の中にあった古代都市です。
チュニジアは、世界で一番モザイクの遺跡の存在するところ、と言われており、中でもバルドー博物館にはそれはそれは多くのモザイクが展示されているそうです。
いつかは必ず行こうと思っています。
イタリアのシチリア島のピアッツア・アルメリーナには10年位前に行ったので、チュニジアのモザイクを垣間みて来ました。
あちらは、そこにあった状態で見られる貴重なモザイクでした。
昨日は、展覧会場で見る良さを堪能して来ました。
何しろ間近(10cm位!)に顔を近づけて、観察することが出来るのですから。
まず、遠くから見て、
次に間近で。
また遠くから。
ということを何度も繰り返しながら、ゆ〜っくりと堪能しました。
丁寧な石のカット、石の流れ、発色の美しさ、配色の素晴らしさ、構図の大胆さ、面白さ・・・
これが3〜5,6世紀頃に作られたモザイク!と、感動で胸が一杯。
1500年以上という、時の経過を、飛び越えるような、
時空を飛び越えたような不思議な感覚。
胸がしめ付けられるような想いでした。
中でも好きだったのは、富豪の邸宅にあったという「野ウザキの追跡」〜「落馬する狩人」等の一連の遺跡と、私邸の浴場に配されていた「バラのつぼみを撒く女性」「水を注ぐ女性」のモザイク。それを制作した当時の背景に想いを馳せながら、学ばせて頂きました。
やはり写真で見るのとは、印象が全く違います。
写真で見るということは、現物を見ることの、1/10も良さが感じられないのではないかと思われます。
この展覧会には、バルドー博物館から移送、展示されているモザイクが多いということです。私がバルドー博物館に晴れて実際に行った日には、果たして時間が足りるかどうか?
「古代カルタゴとローマ展」は、今月25日迄です。
http://www.karutago-roma.jp/top.html
また、六本木のテレビ朝日アトリウムにも、約5m四方のモザイク遺跡が展示されています。
後日、行って来ます!
東京国立博物館のサロン ― 2009年10月01日
東京国立博物館の本館奥のスペース。
そこには古くてキュートなモザイク!
これは見にいかなくては、と、行って来ました。
15世紀頃に作られた仏像や、古い陶器、蒔絵、螺鈿、日本独自の工芸品・美術品を小走りに、
でも、心にしっかり焼き付けながら進み・・・
目的の場所に到着。
そして大半をそこで過ごしました。
とっても私好みな空間。
・・・不思議なことに、以前私が作ろうとして、忙しくなり、
途中まで制作してそのままになっていたデザインと一部そっくり!
そりゃあ好きなはずだ。
なめるように間近で観察。
雑誌で見た時には、石?
と思われたそのピースは、
釉薬が日本の焼物そのもので、和と洋の、心憎いまでの融合。
もしかしてこのために焼かれたものかも・・・?
1ピースずつ見ると、侘び寂びの世界にはまってノックアウト。
時々ピースの配置がおかしいところも、あぁ、こことここは違う人が作業したんだなぁと、妙に愛しくなったりして。
なでなでしたりして、完全に変なヒトになっていました。
やはり日本の焼物は素晴らしい!
床も、布目の昭和レトロなタイルで、ほれぼれしました。
今もこんなタイルは作られているんですよ!
左官仕事で施された壁も、全面に型押しの模様が入れられていて・・・
空気孔のアイアンや、壁の模様、照明、時計・・・トータルデザインされていました。
古い木の台に置かれた懐かしい黒電話、
モダンな黒いシンプルなソファがこれまた妙にミスマッチ!
私も、こんな空間を作りたい。
作ろうと思えば作れるので、必要な方はどうぞご相談下さい(*^_^)
約70年前の先輩が残した空間。
しっかりと吸収させて頂きました。
いつの日か、私なりに放出、出来ますように!
たった1時間半しか時間が取れず、物足りない気持ちで一杯のまま、建物を後にしました。





